about East Japan Earthquake
1, Japan Islamic Trust earthquake relief activities and photos
【支援金の振込先】

三菱東京UFJ銀行 大塚支店 普通1363828
ジャパン イスラミック トラスト
Japan Islamic Trust earthquake relief activities photos---20/6/2011-3/7/2011~(No.74~No.86) Iwaki city, Fukushima
アッサラームアライクム ワラハマトゥッラーヒ ワバラカートゥフ

支援金などにご協力いただき大変ありがとうございます。6月20日-7月3日に行ないました支援物資輸送第74-86便についてご報告いたします。

【第74便】
日時:6月20日(月)17時
場所:内郷公民館 45人
メニュー:カレーライス、ジュース

【第75便】
日時:6月21(火)17時
場所:四倉高校 40人
メニュー:焼きそば、牛乳  

【第76便】
日時:6月22日(水)17時
場所/メニュー/避難者数
勿来市民会館/カレーライス、ジュース/31人
南の森スポーツ/カレーライス、ジュース/58人 

【第77便】
日時:6月23日(木)17時
場所:四倉高校 40人
メニュー:カレーライス、サラダ、牛乳

【第78便】
日時:6月24日(金)17時
場所/メニュー/避難者数
勿来市民会館/野菜炒め、ご飯、牛乳/31人
南の森スポーツ/野菜炒め、ご飯、牛乳/58人

【第79便】
日時:6月25日(土)11時
四ツ倉クラブ 150人/カレーライス、サラダ、ジュース
元柳 50人/カレーライス、サラダ、ジュース

【第80便】
日時:6月26日(日)11時
場所:四ツ倉クラブ 150人
メニュー:カレーライス、サラダ、ジュース

【第81便】
日時:6月27日(月)17時
場所/メニュー/避難者数
勿来市民会館/カレーライス、ジュース/31人
南の森スポーツ/カレーライス、ジュース/58人

【第82便】
日時:6月28(火)17時
場所:内郷公民館 26人
メニュー:カレーライス、ジュース  

【第83便】
日時:6月29日(水)17時
場所:内郷公民館 26人
メニュー:焼きそば、ジュース 

【第84便】
日時:6月30日(木)17時
場所:四倉高校 40人
メニュー:焼きそば、ジュース

【第85便】
日時:7月2日(土)11時
場所:四ツ倉道の駅 60人
メニュー:カレーライス

【第86便】
日時:7月3日(日)11時
場所:四ツ倉クラブ 60人
メニュー:カレーライス

現在、仮設住宅へ移る方たちから下記の要望があります。郵送する場合は、「震災救援物資」と箱に明記してお送りくださいますようお願いいたします。どうぞ皆様のご協力をお願いいたします。
* アイロン
* 家具調コタツ
それぞれ50個前後
これらは中古でもかまいませんが、贈り物にふさわしいきれいな状態のものをお願いします。こちらから引き取りに伺うことはできません。マスジド大塚、またはいわきマスジドまでご持参または郵送をお願いします。
家具調コタツにつきましては、仮設住宅は狭く、通常使用するテーブルと寒い冬に必要なコタツの両方を置くスペースがありません。そこで、年間を通して使用できる家具調コタツを希望されております。
* 布団セット費用
先日もお願いいたしましたが、布団セット500人分の要望があり、皆様にもご協力いただいておりますが、まだ500人分に達しておりません。1人分は12,500円です。一人でも多くの方にゆっくり休める布団をお贈りできるように、引き続き皆様のご協力をお願いいたします。布団セット費用は下記の口座へお振込みでお願いいたします。

Japan Islamic Trust earthquake relief activities photos---9/7/2011-25/9/2011~(No.89~No.94) Iwaki city, Fukushima
 アッサラームアライクム ワラハマトゥッラーヒ ワバラカートゥフ
いつも支援金などにご協力いただきまことにありがとうございます。
7月25日に仮設住宅へと移る被災者たちに布団セットの配布をして以来、一時中断していました被災地支援を、9月17日から再開いたしました。未報告だった7月分と、9月17日、18日、25日に行ないました支援物資輸送第89-94便についてご報告いたします。

【第89便】
日時:7月9日(土)
場所:いわき市南の森スポーツパーク
 この日は現地でお祭りがありました。炊き出しを行ない、親子丼と牛乳をお配りしました。

【第90便】
日時:7月10日(日)
場所:いわき市湯本第二中学校
 仮設住宅へ移って生活用品を必要としている方たちのために、洗濯機3台、コタツ3台、アイロン、衣類数箱を持っていきました。湯本第二中学校の校長先生を通して必要としている方たちに配布してもらいました。

【第91便】
日時:7月25日(月)
 日本ムスリム協会の方と一緒に、仮設住宅へ移られた方たちへ布団6点セット(掛け布団、敷き布団、枕、シーツ、掛け布団カバー、枕カバー)を配布いたしました。
*いわき市湯本第二中学校の校長先生を通して70組
*原発事故で避難している楢葉町の避難者に100組


7月27日をもっていわき市の避難所はすべて閉鎖され、被災者は仮設住宅へ移られたり、賃貸住宅を借りるための補助を受けることができました。現在、食料や支援物資は不足しているという状況ではないそうです。また、避難所での生活と違い、彼らは自分たちで調理することができます。しかし新たな問題として、仮設住宅という新しい環境にまだ馴染めず、隣近所の方たちとも付き合いがないために、大きな精神的負担を強いられている方が多いそうです。また、仮設住宅にはまだ自治会がないため、取りまとめ役もありません。そこで、現地のボランティアたちは少しでも彼らを励ますことはできないかと人々が集まる機会を作ろうとしているのですが、ただ集まってくださいといってもなかなか集まりません。
そこで、ジャパン・イスラミック・トラストでは、本場のチキンカレーなど料理と飲み物を提供することで彼らに協力し、多くの方が集まってくれる機会を設けることで、そこから友だちができたり近所づきあいがうまれ、よい街づくりに発展していくことを期待しています。
その新たな支援が、9月17日から始まりました。

【第92便】
日時:9月17日(土)
場所:登米仮設住宅
約100人の方が炊き出しに来てくださいました。主に女性と子どもたちが多かったです。炊き出しは、子どもたちが遊ぶのに十分な広さを持つコミュニティーセンターで行なわれ、みなさんカレーライスとサラダをとても喜び楽しんでくださいました。子どもたちも一緒に遊ぶ時間を楽しんでいました。

【第93便】
日時:9月18日(日)
場所:小名浜地区復興支援ボランティアセンター
約125人の主にお年を召した方たちが炊き出しのカレーライスを楽しんでくださいました。また、足が不自由でこちらに来ることが困難な方には、家までカレーを届けました。現地でボランティア活動をしている方たちにも食べていただきました。

【第94便】
日時:9月25日(日)
場所:いわき自立生活センター
 地元のボランティアの方たちが事前に300-400枚ほど、この日のために近隣の仮設住宅や賃貸住宅にチラシを配ってくださり、約100人の方が集まりました。日曜日なので、ほとんどの方が子ども連れで来ていました。
 大塚商店会の婦人部から3人の方が同行し、野菜炒めと味噌汁を作ってくださり、どら焼き200個を配ってくださいました。ランチメニューは、チキンカレー、サラダ、野菜炒め、味噌汁でした。
女性たちからは、家でもこのカレーを作って食べたいという希望が多く聞かれました。そこで10月15日に、いわき市湯本第二中学校でパキスタンカレーの作り方講習会を開催することになりました。


 Japan Islamic Trust earthquake relief activities photos---16/10/2011(No.95) Iwaki city, Fukushima
【第95便】

日時:10月16日(日)12時
場所:いわき市中央台仮設住宅 中央台暮らしサポートセンター パオ広場 150名
メニュー:カレーライス、野菜サラダ
メンバー:アキールさん、レイマットさん(インド料理のコックさん)、ラジャさん(いわきモスク)、ハッワさん(愛知県から)、田川さん、内海さん

 早朝、小雨の中、田川さんの運転で大塚モスクを出発しました。
 午前中に雨もあがって、いわきモスクに到着、サラダを準備し、レイマットさんは事前に仕込んでいたカレーに具材を入れ、大きな鍋で手際よくあたためました。カレーの鍋とサラダを車に積み込み、いわきモスクのラジャさんと一緒に、仮説住宅の会場に向かいました。
 天気は晴れてきて、暑くて汗をかくくらいになりました。
 事前に湯本第二中学校の校長先生とボランティアの方々が、チラシなどで仮設住宅の方に炊き出しのことを周知してくださったので、私たちが会場のパオ広場に到着した時には、すでに多くの方が広場のテーブルに集まっていました。
 急いで準備して配食し、150人分があっという間になくなりました。後から来られた10名分ほどが足りず、食べていただく事ができませんでした。

 広場のテーブル席で食べる方が多かったのですが、カレーを持ち帰る方もいて、ちょうど良いトレーや袋がなく少し苦労されていました。
前日のNHK 朝のニュースで大塚モスクの支援活動が取り上げられたので、アキールさんに「テレビ見ましたよ!」とたくさん声がかかっていました。「とてもおいしかったです」と笑顔で声をかけてくださる方もいました。
 湯本第二中学校の校長先生とボランティアの方々がテーブル、イスなど会場の準備と片付けもしてくださいました。病気で動けず出てこられない方には、カレーを届けられていたようでした。ゴミの分別にはとても気を使われていました。

 お話を伺ったところ、いわき市中央台仮設住宅には、原発周辺から避難して来られた方と、地元いわきの方が住んでいるそうです。
 仮設住宅にいる方は集まりやすいけど、マンションやアパートにばらばらに移って避難生活をしている方たちが孤立している。津波被害に遭った地元いわきの方は、車も流されたので交通手段を持っていないため、移動することも大変。特に、小名浜で津波被害に遭い、自宅の1階が流され2階部分で生活しているような方は、避難の対象にもならず、食べることにも不自由されている、ということでした。
 支援から取り残されている方たちがいて、生活に大変な労力が必要なようです。慣れない場所で孤立している方も多いようです。
 マスジド大塚では、今後、湯本第二中学校の校長先生たちと連携して小名浜でも支援をしていく予定です。

 今回、愛知県からロシア出身のハッワさんが炊き出しに参加されました。ハッワさんは3月の震災の後、支援に行くと決めていたそうです。ところがご自身が手術することになり、なかなか行くことができませんでした。今回はちょうど回復されたところで、仕事の日程も調整でき、やっと支援が実現できたととても喜ばれていました。

中央台暮らしサポートセンター パオ広場blog: http://paohiroba.jugem.jp/?eid=16
写真:田川基成

≪10月27日(木)に行なう食料品配布にご協力をお願いします!≫

津波の被害にあいながら、2階部分などに住めるために支援対象からもれている小名浜地区の被災者へ、食料品5点セット(砂糖、味噌、醤油、油、米)の配布を予定しています。1000セット準備したいと思っております。みなさまからの物資や支援金のご協力をお願いいたします。
なお、物資提供は、上記5点のうちのどれかでもかまいません。大口の場合は事前にご連絡をいただけると助かります。

Japan Islamic Trust earthquake relief activities photos---27/11/2011(No.96) Iwaki city, Fukushima
【第96便】

日時:11月27日(日)
場所:雇用促進住宅いわき内郷宿舎
人数:200人分
メニュー:
・ジャガイモとニンジンとチキンのカレーライス
・ジュース(オレンジ、アップル、野菜)
・韓国海苔

11月27日(日)、雇用促進住宅いわき内郷宿舎の敷地内の広場で開催された炊き出しのイベントで、大塚モスクのカレーを、韓国海苔、ジュースと一緒に配食しました。
現在、雇用促進住宅いわき内郷宿舎には、津波被害、原発事故から避難されている方々が生活されています。
事前に大きな鍋2つ分のカレーとライスを、ニザム ウディンさん、ムスタファさんが仕込んでくれました。
韓国海苔は、池本さんの友達で韓国ソウル在住の孔さんが、友人の方達と一緒に「被災地に届けてほしい」と送ってくださったものです。
大塚モスクからは5人が、マシュクールさんの運転で朝6時過ぎに出発しました。9時頃いわきモスクに到着し、カレーを温めて、いわきモスクのラジャさん、ナシールさんと一緒に、会場「雇用促進住宅いわき内郷宿舎」に向かいました。
12時頃到着しましたが、天気がとてもよく、たくさんの人が敷地内の広場に集まっていました。
会場のボランティアスタッフの方たちが準備を手伝ってくれて、すぐに配食し、13時過ぎにはすべて配り終えました。
この日のイベントでは、大塚モスクのカレーの他にも、おにぎり、秋田のいもの子汁などの料理がにぎやかにふるまわれていました。
屋内施設では、口笛太郎さんの公演もあり、盛り上がっていました。
屋外にテーブルが用意されていて、集まった方たちがご家族などで楽しく食べられていました。
カレーも韓国海苔も大変好評で、カレーは「とてもやさしい味でおいしかった」と感想をいただきました。韓国海苔は大好きなのでうれしいと言ってくれる方がたくさんいました。
残ったカレーも、希望者に容器で持ち帰っていただきました。持ち帰り用の鍋を持ってきてくれる方もいました。とても喜んでいただいたようです。

ジャパン・イスラミック・トラストでは、引き続き炊き出しなどを継続するための支援金を募集いたします。
みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

【支援金の振込先】

三菱東京UFJ銀行 大塚支店 普通1363828
ジャパン イスラミック トラスト

なお、次回の炊き出しは12月23日(金)の予定です。
同行ご希望の方はご連絡ください。

被災した方々にアッラーの助けがありますように。
ご協力くださったみなさまにアッラーの報奨がありますように。

宗教法人 日本イスラーム文化センター
ジャパン・イスラミック・トラスト (マスジド大塚)
170-0005東京都豊島区南大塚3-42-7
Tel: (03)3971-5631 Mobile:090-2455-6253
Fax:03-5950-6310 E-Mail: info@islam.or.jp  www.imlam.or.jp
 

Japan Islamic Trust earthquake relief activities photos---22/12/2011(No.97) Iwaki city, Fukushima

【第97便】

12月22日(木)、冬至の朝は寒さも厳しくなってきました。

 朝のお祈りを終えて、6時半にモスクを出発しました。

 参加者は、アキールさん、ムスタファさん、運転は、ムシ・アフマドさん、それと池本の二人です。

 

 支援場所 いわき市 いわき中央台高久第四地区の仮設住宅に住む広野町の楽々クラブの方

      隣接する生活介護支援所 工房アライブ

 

 私にとっては、7月以来5ヶ月ぶりのいわきでした。

 途中の交通量も増えているなーと思いました。年末のせいもあるのでしょうが、トラックなどが多く走っていました。

 常磐道は、すっかり道路の補修も終わっていて、車窓から見える家々の屋根にもブルーシートはなくなっていました。いわき勿来でおりていわき市内に入ると、所々まだブルーシートで覆われた屋根瓦がありました。道路も工事中の箇所が何箇所もあり、橋などにはまだまだでこぼこしている所もありました。

9時にいわきモスクに到着。カレーを大鍋にうつして温め、寸胴鍋と大鍋の2つのお鍋、ご飯はコンテナ2箱で、100人分のカレーが用意できました。カレーは昨夜モスクでムスタファさんが作ってくれたものです。広島県呉市の金子農園から「いわきに届けてください!」と送って下さった甘いみかん3箱とウーロン茶が今回の支援物資です。

10時にいわきモスクを出発しました。

途中、行く場所を電話で確認しながら中央台ニュータウンに到着。高台にあるニュータウンには、きれいに分譲地が整備されていて大きな立派な住宅が並んでいます。その中にプレハブの仮設住宅が並んでいます。新しくできた医療機関や仮設で作った郵便局もあります。学校も大きな立派な建物です。今は学校や住宅にも地震の被害を見ることができませんが、地震直後はどうだったのでしょうか。

集会所まで案内してくださる長谷川さんと合流しました。長谷川さんは、障害者支援施設工房アライブも案内してくれました。庭には、キャベツやブロッコリーなどの野菜が家庭菜園のようにできていました。これからは畑仕事ができるように畑も増やしていくそうです。

集会所では、広野町の楽々クラブ主催で、楢葉町の方と交流してのグランド

ゴルフ大会が終わり忘年会が開催されていて、約60名の方が集まっていました。世話役の方からイスラーム文化センター会長としてアキールさんが紹介されました。世話役の方々とも前回もお会いしているのでアキールさんも親しく話していました。

アキールさんからは、「今までは、イスラームというとテロと思われていたようですが、皆さんにそうではないことを分かっていただいてうれしいです。みな人間は同じです。助け合っていくことは当たり前です。兄弟姉妹です。」と皆さんに伝えられました。皆さんからお礼をいただいてアキールさんも驚いていました。(これは集会所のストーブをお渡しして活用していただく予定です)。イスラームの習慣、日本の習慣もそれぞれあって慣れないことも多くありますね。

モスクからの参加者の自己紹介の後、早速楽しみに待っていただいていたカレーを配りました。「ご飯は少なめ、カレーをたくさん下さいね!」と何回もいわれました。広島県呉市の金子農園から送っていただいたみかんのご紹介もさせていただきました。

金子さんからは、みかんの箱の中に皆さんへのお手紙が同封されていました。2箱は、集会所でみなさんのお土産にと世話役の方々が袋詰めをして下さいました。

食後、希望する方にマッサージをさせていただきました。希望者の方がどんどん増えるので、「一人5分ですよ!」と言われ、15名で打ち止めとなりました。「狭い部屋でじっとしているから肩がこるのよ!」と話してくださった方もいるほどで、皆さん肩こりが多かったです。世話役の方は、部屋の中でぶつけて頭と目を怪我したと言って、目には眼帯をし、頭には包帯を巻いていました。生活の大変さを垣間見ることができました。時間がなくなったのとその後もグランドゴルフの表彰式などいくつものプログラムがあるので、再会の約束をしてお別れしました。

私がマッサージをしている間、他のメンバーは、工房アライブに食事を届けにいきました。みかん1箱とカレーを召し上がっていただきました。残ったカレーもお鍋にうつしてお渡ししました。

その後、湯本二中まで行きました。湯本は前回宿泊した温泉ですので懐かしい街並みでした。

湯本二中は、山の上にあり広野町の中学校も今は、ここで開校しています。私が「この坂をどうやって登って登校しているのでしょう」と心配すると、アキールさんは、「私たちが登校するんじゃなくて若い中学生だから何も心配ないよ」と言いました。まわりには何もなくて見晴らしもよく、春には桜がきれいだろうなーと思うすばらしい環境です。

湯本二中の校長先生とは、3月以来のつながりです。モスクの支援先についてアドバイスをいただき、布団などの支援ができました。校長先生からは、いわきの現状をお話していただきました。

私が驚いたのは、中学校の校長室にムスリムの方々と私たちが訪問して話していることと、次から次に支援活動の電話がかかってきていることです。私の子どもたちが通っていた中学校では、学校関係者以外を受け入れる体質がなく、戸惑うことが多かったことが思い起こされました。

廊下でお会いする先生方もアキールさんやいわきモスクのラジャさんと親しく話しているのもうれしいことでした。

東にあるいわきは、6分日没が早いそうです。それじゃもうすぐだからモスクでお祈りしてから帰ろうということになりモスクへ。お祈りが終わるとちょうど5時でした。日も沈んですっかり暗くなってきたモスクを出発していわき勿来から常磐道、途中で休んで三郷には7時前に到着しました。その後渋滞が続いているので、常磐道を降りて、鳩ヶ谷、赤羽、王子を経由して8時半にはモスクに帰りつきました。

次回の支援は新しい年になります。

【第98便】

2月9日(木)、福島県浪江町の中学校にホカロンを緊急でお届けしました。
いわき市の湯本二中の校長先生から連絡があり、二本松市に移住している浪江中の子どもたちが慣れない寒さ(マイナス10度以上の山の中の廃校での生活、浪江町は温暖な町です)の中で震えて生活をしているということでした。
 寒さを少しでもしのいでもらえるように、バンバンバザールさん(文京区向丘)とメーカーのご協力で、5000個のカイロを集めていただきました。浪江中に4000個、いわき市に1000個を届けることができました。

【第99便】
 2月11日(土)、いわき市の広野町仮設住宅にて炊き出しを行ないました。メニューはチキンカレーと野菜ジュース、緑茶です。こちらの仮設住宅には170家族300人ほどが生活されているそうですが、集まってくださったのは60−70人ほどで、うち子どもさんが10人ほどでした。チキンカレーは辛いという声もありましたが好評で、家へ持ち帰った方たちもいました。子どもたちにはチョコレートも配りました。同行したチュニジアの青年は子どもたちとお絵かきをして楽しそうに遊んでいました。女性たちからは、カレーの作り方教室を希望する声も聞かれました。
 カレーが少し余りましたので、湯本第二中学校へ寄って20−30人ほどの方たちにもカレーを食べていただきました。

ジャパン・イスラミック・トラストでは、引き続き炊き出しなど支援を継続するための支援金を募集しております。みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
【支援金の振込先】
三菱東京UFJ銀行 大塚支店 普通1363828
ジャパン イスラミック トラスト
被災した方々にアッラーの助けがありますように。
ご協力くださったみなさまにアッラーの報奨がありますように。
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