about East Japan Earthquake
1, Japan Islamic Trust earthquake relief activities and photos
【支援金の振込先】

三菱東京UFJ銀行 大塚支店 普通1363828
ジャパン イスラミック トラスト
Japan Islamic Trust earthquake relief activities photos---28/5/2011-5/6/2011~(No.53~No.61) Iwaki city, Fukushima
5月28日に出発しました支援物資輸送第53-61便についてご報告いたします。

【第53便】
2011年5月28日(土)早朝6時に東京の大塚モスクを出発し、福島へと向かいました。炊き出しは、パキスタン人三名と日本人一名で協力して行いました。この日は、四ツ倉クラブにてAM11時から約100名の方に、肉じゃがとサラダ、そして野菜ジュースを配りました。土曜日であった事もあり、たくさんの方がいらしていて、子供連れの方もよくみかけられました。肉じゃがが、おいしかったと好評を頂きました。

【第54便】
翌日、29日(日)は、四ツ倉高校へ向かいました。メニューは焼きそばと野菜ジュースでした。こちらの避難所も、段々と人が減って来たとはいえ、まだ85人もの方々がいらっしゃいました。こちらの方とお話をさせて頂く機会がありまして、平市街のアパートに住む事に決まったが、本当は海の近くに住みたい、海が恋しい、とおっしゃっていました。

【第55便】
5月30日(月)は、三箇所の避難所に順に参りました。メニューは、カレーライスと野菜ジュースでした。勿来体育館で20人の方に、勿来公民館で27人の方に、そして南の森スポーツセンターでは68人の方に召し上がって頂きました。カレーライスは辛くなく、お子様にもおいしく召し上がって頂けました。

【第56便】
5月31日(火)は、前日と同じ、勿来公民館、勿来体育館、南の森スポーツセンターに参りました。合計で130人の方に、焼きそばと野菜ジュースを召し上がって頂きました。日本イスラーム文化センターのメンバーが、炊き出し後に、何度か顔を合わせている方々と、楽しく談笑をする姿も見られました。

【第57便】
6月1日(水)は、中央台公民館へ、焼きそばと野菜ジュースを持って伺いました。こちらには、21人の方がいらっしゃいましたが、仕事や作業などで、お出掛けをされている方が多く、後で食べられる様にラップをし、職員の方にお渡ししました。

【第58便】
6月2日(木)は四ツ倉高校へ向かいました。この日のメニューはカレーライスと野菜サラダと野菜ジュースでした。避難所にいると、あまりフレッシュな、野菜が食べられないから、野菜サラダと野菜ジュースがあるのが、とても助かるとおっしゃって頂きました。

【第59便】
6月3日(金)は平工業高校へ、焼きそばと牛乳を持って伺いました。32人の方に召し上がって頂きました。牛乳の在庫がたくさんあるため、お1人につきパックを2本づつ配らせて頂き、好評を頂きました。地元の婦人会の方々も、炊き出しを行っていらっしゃいました。

【第60-61便】
6月4日(土)の第60便、そして6月5日(日)の61便は、四ツ倉クラブへ向かいました。この2日間は東京からパキスタン人と日本人、各一名づつが合流し、全員で7人での炊き出しを行いました。125人分のカレーライスとサラダそして牛乳を用意しましたが、本当にたくさんの方々がいらして、両日とも、わずか30分程で売り切れてしまいました。ダンスコンテストやバンドの演奏などもあり、活気にあふれた四ツ倉クラブでした。

ジャパン・イスラミック・トラストでは、引き続き下記の物資および支援金を募集いたします。郵送する場合は、「震災救援物資」と箱に明記してお送りくださいますようお願いいたします。

【現地で要望のあったもの】
果物
牛乳(常温保存できるもの/200cc紙パック)
野菜ジュース(常温保存できるもの/200cc紙パック)
日用品、消耗品(軍手、ウェットティッシュ、ティッシュ、文具など)

Japan Islamic Trust earthquake relief activities photos---19/6/2011~(No.62) Iwaki city, Fukushima
【第62便】
東日本大震災 被災者支援のご報告-62 2011年6月19日

アッサラームアライクム ワラハマトゥッラーヒ ワバラカートゥフ
支援金などにご協力いただき大変ありがとうございます。6月4日に出発しました支援物資輸送第62便についてご報告いたします。

 今回は、福島県いわき市内の避難所において、避難所を出て仮設住宅などに移り住む際に必要な布団の配布をいたしました。
新品の敷布団、掛け布団、枕、各カバーの6点セットを200組配布できました。配布先の詳細は下記のとおりです。

湯本二中避難所 37組
平工業高校避難所 31組
小名浜公民館避難所 17組
関船体育館避難所 18組
泉公民館避難所 21組
中央台公民館避難所 23組
高久公民館避難所 14組
かんぽの宿避難所 16組
末次公民館避難所 13組
福島高専避難所 10組
      計  200組

なお、福島県内から更に500組の布団を希望されております。仮設住宅へ入居する方たちに布団を届けられますように、ぜひ引き続きみなさまのご協力をお願いいたします。

【支援金の振込先】
三菱東京UFJ銀行 大塚支店 普通1363828
ジャパン イスラミック トラスト 

被災した方々にアッラーの助けがありますように。
ご協力くださったみなさまにアッラーの報奨がありますように。

 Japan Islamic Trust earthquake relief activities photos---6/6/2011-8/6/2011~(No.63-No.66) Iwaki city, Fukushima
【第63便】

 広島のムスリマからのご紹介で、日本国際芸術文化協会様から常温保存可能な牛乳200mlを300名×約10日分ということで、3000本ご提供いただきました。現地のボランティアの方のご協力で、6月6日(月)にいわき市内で1000本を配布することができました。残りの2000本は炊き出しの際にお配りしております。


【第64便】
日時:6月6日(月)17時
場所:福島県いわき市平工業高校
避難者数:30人
メニュー:焼きそば、ジュース

【第65便】
日時:6月7日(火)17時
場所:福島県いわき市常磐公民館 避難者数:12人
場所:藤原公民館 避難者数:15人
メニュー:カレーライス、ジュース


【第66便】
日時:6月8日(水)17時
場所:福島県いわき市勿来体育館 避難者数:19人
場所:福島県いわき市勿来市民会館 避難者数:31人
場所:福島県いわき市南の森スポーツパーク 避難者数:66人

 今回は、いわきモスク滞在のコックさんがいない中での炊き出し支援でした。前日に大塚モスクで相談して、福島県いわき市の南の森スポーツセンターには大塚モスクの近くのレストランの協力でチキンカレーを作って頂くことになりました。気候が暑くなったのでいわきまで運ぶ方法は、調理後直ぐに急速冷凍して運ぶことになりました。
 勿来市民会館の31名の方には、煮魚、野菜の煮物などは、いわきモスクで調理することにして早速魚や野菜の買い物にいきました。魚は、さんまを煮ることにしましたが、大きな行きつけの魚屋さんにも35本の秋刀魚がなくて取り合えず25本調達。残りの10本は夫が探しに行ってやっと買うことができました。夜から野菜を切ったり、魚をさばいたりして下準備を完了したのは、2時でした。冷蔵庫に保存しましたが、気温の上昇が心配でした。
 夜中から降った雨は止むことなく降っていました。
 大塚モスクについてから炊き上がった5キロ、二釜のご飯を保温庫にいれて8時過ぎには出発。今回は、マレーシア人の留学生の男性との三人での出発です。モスクでハールーンさんに見送られて、その後アキールさんからカメラを受け取りガソリンも満タンにして東池袋から高速に乗りました。
 乗った途端にナビの指示が間違っていて高速を下りることになりその後、加平からやっと高速に乗り常磐道を走りました。雨は千葉に入ると激しくなってきました。雨をさけて止んでから日立中央で休憩をとりました。
 その後も雨は降ってきましたがいわきに着く頃には陽射しもでてきました。途中の田んぼでは田植えもすっかり終わっていて苗が風に揺れていました。田んぼには、作業をしている人が沢山いました。苗の補植をしているのでしょう。畑には、じゃがいもの花も咲き、ビニールハウスでは、きゅーりやトマトが栽培されているようです。
 いわきの勿来料金所で常磐道を降りてホットした時です。料金所で、支援車の証明書を受け取りながら料金所の男性に声をかけられました。モスクの車には、緑色の東北支援のステッカーが前後に貼ってあります。それを見て男性が声をかけてくださったのです。
 イスラーム文化センターの方ですか!まだ続けてくれているんですね!私も江名小学校でご馳走になりましたよ。美味しかったですよ!ありがとうございます。
 避難所は今は閉鎖されています。(5月27日閉鎖)避難所を出られた方がこうして元気に働いていらっしゃることが分ってとても嬉しいことでした。元気でいらして下さいと声をかけて勿来からいわきモスクに急ぎました。
 いわきモスクに着いたのは、丁度12時でした。保冷剤につめてきたさんまを直ぐお鍋にうつして生姜と煮込み始めました。切ってきた野菜を炒めて煮始めてやっと一安心です。カレーをお温め、お米をといで(7.5キロ三釜分)昼食は試食も兼ねてカレーを食べました。冷凍したジャガイモも風味も変わらず美味しいカレーを食べることができました。ことことと煮るさんまと野菜の煮物の火当番に一人を残して買い物に出かけました。
 買い物の場所は、いわきモスクの方に電話で教えてもらい、無事にヨークベニマルに到着しました。サラダの変わりに作る予定のキャベツの塩もみ用の野菜を買いました。産地は、ほとんどが福島県産でした。特にいわき産の苺、トマトなどの野菜がほとんどで地産・地消のキャンペーン中でした。キャベツ10個、キューリ27本、高知産のみょうが25個を買いました。
 果物は、迷ったのですが、アメリカンチェリーを10パック(約500粒)を買いました。17時には、無事片付けも終わって準備完了でした。三人で良く働きました!
 いわきモスクのラジャさんの到着を待って勿来に出発、前回来た時よりもさらに日が伸びているので明るいのですが、いわき市内は既に通勤ラッシュが始まっていました。時間に間に合うかが心配でしたが無事に勿来市民会館に到着。今回は配食する私たちは4名だけですので市民会館は、市役所の担当者にお願いして後からお鍋を取りにくることにしました。階段でお会いした男性の方は前回隣の勿来体育館に避難していた方でした。体育館が閉鎖されて市民会館に移られたようです。
 一人暮らしなので被害を受けた家で住んでいるのが心配で避難所にいるとおっしゃっていた方です。魚が食べたい、お酒も飲みたいと話されていた方でした。前回、笑顔で見送りして頂いたことを思い出します。その男性の方は家から戻っていらしたのか階段を上がってきたのですが、疲れた様子が気がかりです。お元気で!と声をかけて次の避難所に急ぎました。 
 初めて行く、南の森スポーツクラブは、市街地から山に登っていく途中の避暑地のような場所にありました。立派な施設で見晴らしも良く、勿来、小名浜の工場が見えています。その向こうには海が見えています。夜景もすばらしい所でした。
 18時過ぎていましたが、まだ仕事から戻っていない方も多くいらっしゃるようでした。配膳机に準備して30人分を食器に用意してから担当者の方がマイクで呼びかけをしました。スポーツセンターの中には、ホールと二つの体育館があります。
 配食しながら見ていると家族でちゃぶ台のような小さなテーブルを囲んで食事をしている方々もいました。呼びかけに、ダンボールをお盆代わりにして受け取りに見える方、お盆を持ってくる方など様々でした。名簿をチェックしているのは、センターの職員、センターに常駐しているボランティアの男性の方、市役所の担当者(この方がこの日の当直です)でした。一段落してからも仕事や外出帰りの方が食事を受け取りに来てくださいました。
 ここは、市街地からは離れているので交通機関もないので車がなければ外にはでかけられません。センターからさらに奥には新しく開発されたニュータウンがあるそうです。
 美味しいと言ってカレーのお代わりをする方、キャベツの塩もみをもっと下さいとお代わりする方がみえました。野菜は、ニンニクをいれて食べたい、マヨネーズでサラダにして食べると言う方もいました。一人5粒のアメリカンチェリーも好評でした。こどもさんがいたらという思いもあってチェリーにしたのですが、男の方が食べたかった!と言っていました。
 食事を終わった方が声をかけて下って美味しかった!でけではなく、家はあるけど一人暮らしで家に戻る決心がつかない、4月11日の二回目の地震があってあの強さに不安が増したなど話してくれました。
 職員の方からもう大丈夫ですと言われて職員の方に食事をお渡しして私たちもホールで夕食を始めたら帰って来たご夫婦の方が食事を受け取りに見えました。お鍋の底にはやっと二人分のカレーが残っていました。まだ口をつけていなかった私の分に加えてお2人には野菜もチェリーもお渡しできました。
 その後も仕事から帰ってきた若い男性二人分が足りないということになりました。一人分の野菜とご飯は残っていたのですが、副菜がないということでこの二人の夕食はインスタントラーメンに決まりました。何とも可愛そうなことになってしまいました。
 この男性二人に食べたい物をきいてみると、鉄板焼き、分厚いステーキ、お寿司でした。でもそんな贅沢言えないよなとも言っていました。希望を実現したいです。
 外に出るともう真っ暗でした。夜景を見ながら皆さんに送られてスポーツセンターを出た時はすでに7時半でした。
 勿来市民会館に着くと外で涼んでいた方々が美味しかったよ!と声をかけてくださいました。
 ホールや階段で会う方からも同じように声をかけて頂いてあー良かった!と安心して嬉しかったです。お鍋には魚も野菜の塩もみ、ご飯も残っていました。市の方が遠慮して配ったようです。お代わりなしだったのでしょう。お鍋があったら置いていきますと伝えると市の職員の方がお鍋を取りにいきました。女性の方が全部欲しいと言ったのですが、冷蔵庫に入らない、入れ物がないということで冷蔵庫にはいる分だけを置いて残りのご飯と魚は持ち帰りました。市民会館の台所は給湯設備程度ですので調理をするのは無理のようです。野菜の煮物は、煮汁もまったくなくなっていました。
 帰りには、机の上に翌日の朝食用の牛乳パックと菓子パンが人数分だけすでに届けられていました。女性の方は、朝食にご飯とお魚、お野菜をお漬物として食べたかったのでしょう。
 外まで見送りに出てくださった市の職員や避難所の方々に見送られ、いわきモスクのラジャさんともここで別れて私たち三人は再びいわきモスクに行きました。
 洗物、片付けを済ませてモスクから帰途に着いたのは8時40分でした。見上げた空には北斗七星が大きく輝いていました。こんなに沢山の星を見たのは何年ぶりです。空気も澄んで思わず深呼吸したくなりました。福島原発の事故さえなければと思わずにはいられません。
 勿来から常磐道に乗って帰途につきました。大塚モスクには、11時50分着。荷物を降ろしました。運転をしてくれたマレーシア人の留学生は既に家に帰る電車は終わっていてモスクに宿泊しました。

6月8日(水)メニュー
勿来体育館 19人
カレーライス、ジュース

勿来市民会館 31人 (子ども4人)
さんまの生姜煮、煮物(大根、人参、干し椎茸、ハラール鶏肉、インゲン)
キャベツの塩もみ(キャベツ、キューリ、みょうが)
アメリカンチェリー、新茶、饅頭

南の森スポーツパーク  61人(子ども11人、高校生も含む)
チキンカレー(チキン、じゃがいも)
キャベツの塩もみ(キャベツ、キューリ、みょうが)
アメリカンチェリー

 Japan Islamic Trust earthquake relief activities photos---13/6/2011-19/6/2011~(No.67-No.73) Iwaki city, Fukushima
【第67便】

日時:6月13日(月)18時30分
場所:平体育館
メニュー:カレーライス、サラダ、牛乳 90人分

 朝9:45にマスジド大塚を出発し、いわきへ向かいました。途中、買い物をして、13:45にいわきマスジドに到着し、すぐに90人分の炊き出しの準備を始めました。
 18:30に平体育館に到着しました。今回は2人だけで行ったので、何人かの方が配膳を手伝ってくれました。19時ごろに配膳が終わりました。

【第68便】
日時:6月14日(火)17時
場所:関船体育館
メニュー:カレーライス、サラダ、牛乳 24人分
 今日の炊き出しは人数が少なく、早めに準備を始めたので、昨日と比べてかなり余裕を持って準備ができました。17時にいわきマスジドを出発し、17時40に避難所に着きました。事前の情報に従って24名分を用意しましたが、実際に避難所にいたのはもっと少なかったです。さまざまな用事で避難所から出かけてまだ戻っていないのでしょう。今回も避難所の方が手伝ってくれました。

【第69便】
日時:6月15日(水)17時
場所/メニュー/避難者数
勿来市民会館/カレーライス、ジュース、牛乳/31人
南の森スポーツ/カレーライス、ジュース/58人
 今日は2箇所で炊き出しを行ないました。メニューは前日と同じです。

【第70便】
日時:6月16日(木)17時
場所:関船体育館
メニュー:焼きそば、牛乳 24人分

【第71便】
日時:6月17日(金)17時
場所/メニュー/避難者数
勿来市民会館/カレーライス、牛乳/31人
南の森スポーツ/カレーライス、牛乳/58人

【第72便】
日時:6月18日(土)11時
場所:四ツ倉クラブ
メニュー:カレーライス、サラダ、牛乳 150人分

【第73便】
日時:6月19日(日)11時
場所:四ツ倉クラブ
メニュー:カレーライス、サラダ、牛乳150人分


ジャパン・イスラミック・トラストでは、引き続き下記の物資を募集いたします。郵送する場合は、「震災救援物資」と箱に明記してお送りくださいますようお願いいたします。

【現地で要望のあるもの】
果物
牛乳(常温保存できるもの/200cc紙パック)
野菜ジュース(常温保存できるもの/200cc紙パック)
日用品、消耗品(軍手、ウェットティッシュ、ティッシュ、文具など)
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