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17-99.かれらは、天と地を創造されたアッラーが、かれらと同じようなものを、創ることが出来るのが分らないのか。またかれらのために、かれは一期限を定められた。それに疑いの余地はないのである。それでも不義の徒は、不信心一筋に(その受け入れを)拒否する。

أَوَلَمْ يَرَوْاْ أَنَّ اللّهَ الَّذِي خَلَقَ السَّمَاوَاتِ وَالأَرْضَ قَادِرٌ عَلَى أَن يَخْلُقَ مِثْلَهُمْ وَجَعَلَ لَهُمْ أَجَلاً لاَّ رَيْبَ فِيهِ فَأَبَى الظَّالِمُونَ إَلاَّ كُفُورًا 99

17-100.言ってやるがいい。「仮令わたしの主の慈悲の宝物があなたがたの手中にあっても、それを費やすことを恐れて、あなたがたは必ず仕舞込むことであろう。」人間は常に吝嗇である。

قُل لَّوْ أَنتُمْ تَمْلِكُونَ خَزَآئِنَ رَحْمَةِ رَبِّي إِذًا لَّأَمْسَكْتُمْ خَشْيَةَ الإِنفَاقِ وَكَانَ الإنسَانُ قَتُورًا 100

17-101.本当にわれはムーサーに9つの明証を授けた。イスラエルの子孫に聞け、かれ(ムーサー)がかれらのもとに来た時フィルアウンは、「ムーサーよ、わたしはあなたを憑かれた者であると思う。」と言った。

وَلَقَدْ آتَيْنَا مُوسَى تِسْعَ آيَاتٍ بَيِّنَاتٍ فَاسْأَلْ بَنِي إِسْرَائِيلَ إِذْ جَاءهُمْ فَقَالَ لَهُ فِرْعَونُ إِنِّي لَأَظُنُّكَ يَا مُوسَى مَسْحُورًا 101

17-102.かれは言った。「あなたはこれら(印)を、証拠として下された方が、天と地の主に外ならないことを知っています。フィルアウンよ、本当にあなたは破滅する運命にあるとわたしは考えます。」

قَالَ لَقَدْ عَلِمْتَ مَا أَنزَلَ هَـؤُلاء إِلاَّ رَبُّ السَّمَاوَاتِ وَالأَرْضِ بَصَآئِرَ وَإِنِّي لَأَظُنُّكَ يَا فِرْعَونُ مَثْبُورًا 102

17-103.そこでかれ(フィルアウン)はかれらを国外に追放しようとした。だがわれはかれ(フィルアウン)そしてかれに従う者を、一斉に溺れさせた。

فَأَرَادَ أَن يَسْتَفِزَّهُم مِّنَ الأَرْضِ فَأَغْرَقْنَاهُ وَمَن مَّعَهُ جَمِيعًا 103

17-104.われはその後、イスラエルの子孫たちに言った。「この地に住み着きなさい。だが来世の約束が来る時、われはあなたがたを烏合の衆にするであろう。」

وَقُلْنَا مِن بَعْدِهِ لِبَنِي إِسْرَائِيلَ اسْكُنُواْ الأَرْضَ فَإِذَا جَاء وَعْدُ الآخِرَةِ جِئْنَا بِكُمْ لَفِيفًا 104

17-105.われはこの(クルアーン)を真理をもって下したので、それは真理によって下った。そしてわれは、吉報の伝達者、または警告者としてあなたを遣わしただけである。

وَبِالْحَقِّ أَنزَلْنَاهُ وَبِالْحَقِّ نَزَلَ وَمَا أَرْسَلْنَاكَ إِلاَّ مُبَشِّرًا وَنَذِيرًا 105

17-106.(これは)われが分割(して啓示)したクルアーンであり、あなた(預言者)にゆっくりと人びとに読唱するために、必要に応じてこれを啓示した。

وَقُرْآناً فَرَقْنَاهُ لِتَقْرَأَهُ عَلَى النَّاسِ عَلَى مُكْثٍ وَنَزَّلْنَاهُ تَنزِيلاً 106

17-107.言ってやるがいい。「あなたがたがこの(クルアーン)を信じても、また信じなくても、以前に知識を与えられた者たちは、読誦を耳にすると、必ずその顔を伏せてサジダする。

قُلْ آمِنُواْ بِهِ أَوْ لاَ تُؤْمِنُواْ إِنَّ الَّذِينَ أُوتُواْ الْعِلْمَ مِن قَبْلِهِ إِذَا يُتْلَى عَلَيْهِمْ يَخِرُّونَ لِلأَذْقَانِ سُجَّدًا 107

17-108.そして(祈って)、『わたしたちの主の栄光を讃えます。本当に主の御約束は果たされました。』と言う。」

وَيَقُولُونَ سُبْحَانَ رَبِّنَا إِن كَانَ وَعْدُ رَبِّنَا لَمَفْعُولاً 108

17-109.かれらは涙を流して顔を地に伏せ、謙譲の誠を募らせる。〔サジダ〕

وَيَخِرُّونَ لِلأَذْقَانِ يَبْكُونَ وَيَزِيدُهُمْ خُشُوعًا 109

17-110.言ってやるがいい。「アッラーに祈れ。慈悲深い御方に祈りなさい。どの御名でかれに祈ろうとも、最も美しい御名は、凡てかれに属する。」礼拝の折には、声高に唱えてはならない。また(余り)低く唱えてもいけない。その中間の道をとれ。

قُلِ ادْعُواْ اللّهَ أَوِ ادْعُواْ الرَّحْمَـنَ أَيًّا مَّا تَدْعُواْ فَلَهُ الأَسْمَاء الْحُسْنَى وَلاَ تَجْهَرْ بِصَلاَتِكَ وَلاَ تُخَافِتْ بِهَا وَابْتَغِ بَيْنَ ذَلِكَ سَبِيلاً 110

17-111.また言ってやるがいい。「アッラーに讃えあれ。かれは子を持たれない御方。また(かれの)大権には共有者もない御方。また(かれは)不面目な支援者(それは被創造物だから)を持たない御方であられる。(アッラーは完全自足者であられる)。」かれの偉大さ(栄光)を讃えなさい。

وَقُلِ الْحَمْدُ لِلّهِ الَّذِي لَمْ يَتَّخِذْ وَلَدًا وَلَم يَكُن لَّهُ شَرِيكٌ فِي الْمُلْكِ وَلَمْ يَكُن لَّهُ وَلِيٌّ مِّنَ الذُّلَّ وَكَبِّرْهُ تَكْبِيرًا 111

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