幻の綾歌町モスク 2001年11月19日撮影
香川県綾歌郡綾歌町の町役場から南の山を臨むと、中腹に青く美しく鈍い光を放つドームをみることができる。「え〜っ。マジ!モスクじゃない?」目を疑いたくなるような美しいドームが光を放っているのである。なんと名づけようか。「綾歌町モスク」。これぞ日本最大の幻のモスク『綾歌町モスク』である。
中腹には青いドームと4本の高いマナーラが見える。
このモスクは、四国最大のテーマパーク『レオマワールド』の5つのエリアの一つ『オリエンタル トリップ』の入り口に陣取るモスクである。4本のマナーラと、大きなブルーのドームを持ち、通称『ブルーモスク』と呼ばれていた。そのレオマワールドも2000年8月31日、9年5ヶ月に渡る歴史に幕を下ろした。広大な敷地を持つレオマワールドは、そのまま眠っている。入り口は頑丈に閉じられており、入ることはできない。遠くから日本最大のモスクの勇姿を眺めることができるだけである。(2001年11月19日撮影)
モスクの裏手から撮影。とても日本とは思えない風景である。(2000年1月撮影)