イマーム・ムダ ハッサン アドリi師の愛媛訪問
Imam muda hassan adli in Ehime (Matsuyama and Niihama)
2016年6月18日-19日

 Imam muda(イマーム・ムダ、若いイマーム)のタイトルを持つHassan Adli師がこのほど愛媛のふたつのマスジドを訪れることになりました。

 この『Imam Muda』というタイトルは、あるテレビ番組が、新時代にふさわしい、若者を牽引できる人格、智恵、宗教知識を備え持った若い宗教リーダーを発掘しよという企画を行い、多数の候補者の中から選考会を経て勝ち残ったものにこのタイトルを与えたものです。
 Imam Muda Hassan Adli師は第2回imam muda企画の勝者です。
 彼は、もともと国際イスラム大学を出て、宗教知識を持ち、質疑応答、ディベートに長け、その上、コーラン読み、ナシード歌手、テレビタレントでもあり、ファッ ションデザイナーでもあるという多彩な才能を持つマルチ人間です。もちろん、若きマレーシアイスラム界のリーダーの一人でもあります。

 今回の愛媛訪問は、とてもタイトなスケジュールで、
6月17日朝クアラルンプル発、関空経由で午後8時頃松山着、ホテルに入る。
5月18日日中、松山城、道後温泉を観光、午後5時から愛媛県生活文化センターで講演。
5月19日日中、松山のロシア人墓地観光、新居浜に移動、午後5時から新居浜マスジドで講演。
 午後10時半のオレンジフェリーで大阪へ移動。
5月20日午前関空発、午後クアラルンプル着。
 というものでした。

これはwebに出した宣伝ポスター
関空到着後、松山行のピーチに乗り換え 観光する時間は、日中のわずかな時間。松山城を訪れた後、道後の商店街を観光。
 6月18日(土)松山で行われた講演会には50名を超える参加者があった。中には遠く金沢、岡山、広島あたりからの参加もあった。写真は、解散後、残った参加者たち。マレーシア人と片づけに残った一部のインドネシア人女性のみである。。
2016年6月18日新居浜マスジドに新絨毯が敷かれた。 説教台にミフラーブと同じ金の壁紙を張って、マスジドの名前を貼りつけた。さらに、この後、同じようなデザインの看板もつけることになる。
新絨毯の最初のイベントが、imam muda Hassan Adli講演会とイフタールパーティーとなった。 狭い新居浜マスジドにとっては、少し多めの参加者となった。
演題は、『ラマダーンとアル=クルアーン』。マレー語で行った。マレーシア人、インドネシア人にとっては久しぶりに聞く本格的な自分たちの言葉での宗教講演会であり、集中して聞いていた。それ以外に5人の日本人参加者がいたが、わからないまま雰囲気だけ味わっていたかも。 ビデオを回し、イマームの講演を全部収めyoutubeにアップした。下参照。
質疑応答も活発に行われ、マグリブが近づいたので終わった。
記念撮影;男性参加者 女性参加者
断食明けの5分前に、ナツメヤシ、飲み物などを配布し、マグリブと同時にイフタールをし、すぐに、礼拝を行った。 パーティーにスタート
主なマレーシア人は東予港にイマームの見送りに。 Imam Mudaは、大阪に向けて出発した。
Imam Muda Hassan Adli師の講演をyoutubeで鑑賞いただきます。