Emailイスラーム講座

Lesson2
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において
アッサラームアライクム。イスラミックセンターからのEmailイスラーム講座の第2回目のレッスンをお届けいたします。
あなたはアッラーが如何に善い御言葉に就いて比喩を上げられているかを考えないのか。それは良い木のようなもので、その根は固く安定し、その幹は天に(聳え)、(第14章 イブラーヒーム章 24節)
(それは)主の命により凡ての季節に実を結ぶ。アッラーは人びとのために比喩を上げられる。それはかれらに反省させるためである。(第14章 イブラーヒーム章 25節)
悪い言葉を譬えれば、悪い木のようなもので、地面から根が抜けて、それに安定性がない(第14章 イブラーヒーム章 26節)
アッラーは現世の生活においてもまた来世でも、堅固な(地歩に立つ)御言葉で、信仰する者たちを立たせられる。だがアッラーは悪を行う者を迷うに任せ、かれは御心のままになされる。(第14章 イブラーヒーム章 27節)

「カリマ・タイイバ」(善き言葉)とは通常、神の世界、神のメッセージ、真実の宗教と解釈されます。またより一般的な意味では、真実の言葉、善き言葉、親切な言葉と解釈されるでしょう。これは宗教に対する誠の感謝に起因するものです。宗教には、アッラーに対する私達の義務と、人間に対する私達の義務が含まれています。
イスラームにおいて最も重要なことは、「カリマ・タイイバ」です。

ラー イラーハ イッラッラーフ、ムハマドゥン ラスールッラーフ
アッラーの他に崇拝する神はなく、ムハンマドはアッラーの使者である。

 ムスリムでありたいと心から望む者は誰であれ、イスラームがアッラーの真実の宗教であるということ確信し強く信じているならば、その全ての者に必須の行為とは、強い信念と確信でもってその意味を理解し、「シャハーダ」の証言を口に出し宣誓することです。
 アシュハドゥ アン ラー イラーハ イッラッラーフ ワ アシュハドゥ アンナ ムハンマダン アブドフ ワ ラスールフ
 私はアッラーの他に神はなく、ムハンマドはかれのしもべであり使者であることを証言します。

人はこうしてムスリム(イスラームという宗教を信じる者)になるのです。
 アッラーが、胸を開きイスラームとし、主からの御光を受けた者が(そうでない者と)同じであろうか。災いなるかな、アッラーの啓示を頑なに拒む者こそ、明らかに心迷える者である。(第39章 集団章22節)
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