中国のイスラム、中国には多くのイスラム教徒が居ます。
歴史的にも1300年以上の歴史があり、中国各地に多くのイスラム教徒が居ます。
今回、中国のイスラム文化、歴史について、お話をさせて頂きます。
中国へ行けばどの町にも回民が居る。回民とは中国語でムスリムを意味する。中国でモスクを探す時はザイナーリーチンジェンシー(清真寺は何処に?)と言えば、清真寺はある。清真寺は中国語でモスクを意味し、中国のモスクの建物は中国様式である。
建物も唐代様式、モンゴル様式、アラビア様式、明代様式、宋代様式と様々だ。
最近ではアラビア様式の清真寺もある。
中国ムスリム報告期待してます。
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沙蘭、北京市内には清真寺と呼ばれるモスクが多数存在する。
中には創建が1000年以上の古い清真寺がある。 清真寺は中国語でモスクを意味し、清真とは明代から清代に使用されたイスラムを意味する中国語である。
今もイスラムの中華料理を表す清真料理やモスクを意味する清真寺にも使用されている。
さて、北京市内には有名な清真寺は北京市内宣武区牛街の牛街礼拝寺がある。 牛街は北京市内のムスリム地区で多くの清真料理店やハラールスーパーやイスラム書店、中国では有名なムスリムのお茶の販売店、清真料理の屋台や中国イスラム教協会本部ビル、中国イスラム経学院などもある。
北京市内の繁華街、王府井近くには明代に創建された東西清真寺、
清真寺の土塀には清真古教と書かれている。
出張で訪れると清真寺に立ち寄る。
日本人には清真寺はどこか懐かしさを感じる。 まるで、お寺のようなたたずまいだが、中はモスクである。
清真寺には浴堂、経堂、礼拝殿、アホンの住居、売店がある。
もちろん、清真寺によって違うが、大抵は似ている。
さて、浴堂とはウドウーやグスルを行う建物で、手洗い場とシャワー室、お手洗いがある。
中国のムスリムはウドウーを阿布代斯(あぶだす)と呼ぶ、
中国ではウドウーはなかなか通じない、ウドウーも如雨露に水を入れて、その水だけで行う。
これも中国ならではである。
礼拝殿には漢字でクルアーンの一節が書かれている。
日本のお寺のようである。
礼拝殿内部にはアラビア文字で書かれたクルアーンの一節があり、
ああ、ここはモスクだと再認識させられる。
礼拝殿内部はお香が焚かれ、日本人には安らぎと懐かしさを感じる。
礼拝殿内部にはミンバル、ミフラーブもあり、装飾も中国風、
唐代に伝わった中国のイスラムの歴史を感じる。
アブドルアジーズ松前さんが写真を送付してくれました。
中国のマスジドの写真として『アルバム』へ掲載します。
http://www2.dokidoki.ne.jp/islam/photo/chinamsjid.htm
松前さんの書込みはそのままこのページに写真と共に掲載していきます。
所で、中国人はウドゥーはアブダスと呼ばれる。それがトルコ語の言葉。私の国(ボスニア)でもアブダスは良く使われている。
貴重なご指摘ありがとうございます。
アブドルアジーズさんのレポートに反映されるものだと思います。
ボスニアの方ですか。アハラン ワ サハラン、この日本語サイトを見てくれる外国人がいらっしゃるのをとてもうれしく思います。
アルバニア人ムスリムもウドゥーをアブダスといっています。
調べてみたらアブダスはペルシャ語です。 それをトルコ人が取り入れ、それがボスニアやアルバニアに伝わったのでしょう。
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