人目の訪問者です。

近年、イスラーム諸国との関係がいよいよ深まっていく中で、日本におけるイスラームへの関心はしだいに高まってきた。専門誌には高い水準の研究が発表されるようになり、概論や通史の類でも優れた内容の著書が現われつつある。総合雑誌でも読みごたえのある特集が組まれ、新聞・テレビ・ラジオなどの報道や解説も、段々といきとどいてきた。それにもかかわらず、たとえば1979年のイラン革命などによってイスラームに対する広い関心が呼び起こされたが、その場合でも「回教僧」「イスラーム狂信者グループ」といった表現も散見され、日本におけるイスラーム理解には、まだかなりのアンバランスがあることは否定できない。
神の啓示が初めてムハンマドに下ってから、現在までに1370年あまりが経過した。その間にイスラームは、中東の範囲を遥かに超え、西はアフリカの大西洋岸から、東は東南アジアの島々に至る広大な地域、多くの民族の支配的宗教となった。そしてこの広いイスラーム世界に、いくたの民族・王朝が興亡し、あまたの学者・思想家が輩出して、優れた学問や文化が築かれ、さまざまな思想・宗教運動が展開された。


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